保健事業

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データヘルス計画

データヘルス計画とは

レセプト・健診情報等のデータの分析に基づく、効率的・効果的な保健事業をPDCAサイクルで実施するための事業計画のことです。

平成25年6月に閣議決定された「日本再興戦略」において、全ての健康保険組合に対し「データヘルス計画」の作成・公表、事業実施、評価等に取り組むことが求められました。

計画の策定にあたっては、電子化された健康・医療情報を分析し、被保険者等の健康課題を明確にしたうえで、事業の企画を行うこととされています。

保険者によるデータ分析に基づく保健事業(データヘルス)の実施

健康増進法が平成15年5月1日に施行されたことを踏まえ、保険者が行う特定健康診査および特定保健指導などの保健事業に関して、その効果的かつ効率的な実施を図るため、平成16年7月、「保健事業の実施等に関する指針」が策定されました。

「日本再興戦略」を踏まえて、平成26年3月、この指針が一部改正され、健康・医療情報の分析に基づく効率的かつ効果的な保健事業がPDCAサイクルに沿って実施されるよう、次のようにデータヘルス計画が位置づけられました。

  • 健康・医療情報を活用してPDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業の実施を図るための保健事業の実施計画を策定した上で、保健事業の実施及び評価を行うこと。
  • 実施計画の策定は、特定健康診査の結果、診療報酬明細書等情報等を活用し、保険者、被保険者等ごとに、生活習慣の状況、健康状態、医療機関への受診状況、医療費の状況等を把握し、分析すること。
  • 実施計画に基づく事業の実施に当たり、特定健康診査及び特定保健指導の実施率の向上を図り、被保険者の健康状態に関する情報の把握を適切に行うとともに、特定健康診査の結果等を踏まえ、対象者を健康状態等により分類し、それぞれの分類にとって効果が高いと予測される事業を提供するよう努めること。
  • 事業の評価は、健康・医療情報を活用して、費用対効果の観点も考慮しつつ行うこと。
  • 少なくとも毎年度効果の測定及び評価を行い、必要に応じて事業内容等の見直しを行うこと。
  • 計画期間は、特定健康診査等実施計画等との整合性も踏まえ、複数年とし、策定した実施計画は、分かりやすい形でホームページ等を通じて公表すること。

当組合のデータヘルス計画

PDCAサイクルとは

PDCAサイクルとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返すことによって、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していくもので、仕事を改善・効率化することができる方法とされています。

【お問合わせ】担当:事務局 給付課

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